中華圏の旧正月「春節」を迎えた29日、北海道ベトナム交流協会苫小牧(宮﨑健悟会長)はベトナムの旧正月「テト」を祝う会を、HISAE日本語学校苫小牧校(市若草町)で開いた。市内在住のベトナム人や市民ら約50人が参加し、ベトナム風料理を味わいながら交流を楽しんだ。 会では、にぎりずしなどの日本料理、ベトナムのちまき「バインチュン」やサラダ「サナ」などを並べ、参加者はそれぞれの国の味覚を食べ比べ。日本の伝統芸能として剣舞も披露された他、日本人とベトナム人がペアになって4択クイズを楽しむなど、和やかに親睦を深めた。 昨年から両国の文化交流を目的に開いているイベント。宮﨑会長はあいさつで「実際のテトとは違うと思うが、少しずつよい形にしていきたい。お互いの国を知って、交流を深めたい」と話していた。