苫小牧市は25日、アールベルアンジェ苫小牧(住吉町)で市消防団表彰式を行い、多年にわたって活動に尽力してきた消防団員の功績をたたえた。2024年度は知事表彰、市長表彰、日本消防協会表彰、北海道消防協会表彰、東部消防連絡協議階表彰、団長表彰で延べ66人が受賞した。 団員と来賓ら約80人が出席し、各表彰の代表者に表彰状が贈呈された。金澤俊市長は「消防団は地域防災の中核として多くの役割を担っている。消防の伝統を引き継ぎ、住民の安全、安心と郷土の繁栄のため、一層の精進をお願いしたい」と式辞を述べた。 式に続いて新年交礼会(市消防団親交会主催)が開かれ、新谷新一団長は「私たちの役割の重要性は増している。一丸となって迅速、的確な対応ができるよう訓練や備えに力を入れたい」とあいさつした。団員たちは料理を囲み、親睦を深めた。