第12回女子日本アイスホッケーリーグ(スマイルリーグ)2次リーグは24日、ネピアアイスアリーナ=苫小牧市=などでリーグ戦6試合が行われた。Aプールの道路建設ペリグリンは9―0で高須クリニック御影グレッズに快勝。Bプールのトヨタシグナスは10―0でTOKACHI帯広レディースを下した。
【Aプール】
道路建設ペリグリン9-0高須クリニック御影グレッズ
▽得点者【道】本部(鎌田)黒須(ラック陽)黒須(小池)ラック陽(黒須)高(細山田)富田(鎌田、秋本)高(早川、細山田)早川(秋本、輪島)細山田(早川、高)▽GK【道】増原【高】関口
Daishin4-0SEIBUプリンセスラビッツ
【Bプール】
トヨタシグナス10-0TOKACHI帯広レディー
▽得点者【ト】松本(田邊)佐々木愛(伊藤麻、垣原)田邊(伊藤小、佐藤)伊藤麻(桜井芽、佐々木愛)北野愛(清水、清川瑠)佐々木愛(清川瑠、清川采)田邊(伊藤小、佐藤)清川瑠(北野純、清川采)桜井乃(松本、伊藤小)佐藤(伊藤小、松本)▽GK【ト】佐々木玲、酒井【T】千葉
釧路ベアーズ3-2VORTEX SAPPORO
【Cプール】
札幌インフィニティーズ4-1中学選抜
昭和大学ブルーウィンズ6-0U18全国選抜
-道路建設ペリグリン、FW黒須がチームけん引
9―0で高須クリニックに快勝した道路建設ペリグリン。ゲームベストプレイヤーにも選出されたFW黒須がチームをリードした。
試合は序盤から攻め続けたペリグリンが主導権を握った。黒須は2得点1アシストと得点に絡み「昨日の試合はペリグリンらしいゴールへの貪欲さが生かせていなく、きょうは修正して臨み、チームカラーを出せた」と振り返った。
爆発的な運動量でチームを支える黒須。得点力も少しずつ磨きがかかり「セットのメンバーとの連係もうまくいっている。プレーに責任感を持って、優勝に導けるよう努めたい」と闘志を燃やしていた。
-トヨタシグナス、帯広レディース下す
帯広レディースを10―0で破ったトヨタシグナス。栄冠を目指し虎視眈々(こしたんたん)と上位を見据えている。
1点目を決めたFW松本。ゴール裏からのパスをGKのブロッカー下に押し込んだ。
けがもあって長期間試合から離れていた松本は、先月に復帰。U18日本代表に選ばれる実力者は「ゴール前の泥くささが武器。これからも得点を取ってチームに貢献したい」と話した。
FW北野愛は、ゴール前でリバウンドをたたき5点目を決めた。「GKのキャッチング下に入って良かった」と笑顔で語った。
15歳と若さを武器に戦う北野愛。ゴール前のリバウンドを持ち味に「頑張ってプレーして、チームが日本一になれるよう貢献したい」と目を輝かせていた。