苫小牧東高校アイスホッケー部OB会(本間照康会長)はこのほど、今春同部に加入した男子7人にユニホームなどを贈呈した。本間会長は「仲間と切磋琢磨(せっさたくま)して全国舞台を目指して頑張ってほしい」と新戦力としての活躍に期待を込めた。
2017年に再結成したOB会が、現役選手支援の一環として18年から始めた毎年の恒例行事。今年は男子部員7人と女子マネジャー1人が入部し計18人で活動する。
贈呈当日は、苫小牧中央高との練習試合が組まれており、本間会長、田中正晴事務局長、1973年卒業のOB村井範幸さんの3人が試合前、ダイナックス沼ノ端アイスアリーナ=苫小牧市=で新入部員7人にユニホームと、アイスホッケーパンツの上から履く背番号と校章入りカバーを手渡した。この日は不在だった1年生女子マネジャーにはチームジャンパーが贈呈された。
真新しいユニホームを着て笑顔を見せた苫小牧出身のGK江上煌生(1年)は「東高アイスホッケー部の歴史と重みを感じる。1年目から気合を入れたプレーで歴史をつないでいきたい」と活躍を誓った。
同部を率いる田中渓也監督は「向上心のある1年生がそろった。練習や試合に対する意欲、気持ちを前面に出したプレーがチームの底上げにつながることを期待している」と新メンバーの成長を促した。
DFの若松隼佑主将(3年)は「インターハイ出場を目指して、強いチームをつくっていきたい。1年生も多く入部したことで練習から競争が生まれる。良い緊張感をもってチーム力の底上げを図りたい」と話していた。