【ロサンゼルス時事】北米アイスホッケーリーグ(NHL)の王座を決めるスタンリー・カップ決勝(7回戦制)は13日、米ネバダ州ラスベガスで第5戦が行われ、西カンファレンスを制したゴールデンナイツが東の覇者パンサーズを9―3で下し、4勝1敗として初の頂点に立った。2017~18年シーズンにリーグ参入し、6季目で制覇。プレーオフの最優秀選手(MVP)にはマーシュソーが選ばれた。
レギュラーシーズンは51勝をマークして西カンファレンス1位になり、プレーオフも順当に勝ち上がった。パンサーズとの決勝では第3戦こそ延長戦で競り負けたものの、王手をかけて迎えた第5戦は攻撃力で圧倒。第1ピリオドで2点を先取し、第2ピリオドで4点を奪って突き放した。
主将のストーンが先制を含む3得点の活躍で勝利の立役者となった。米メディアによると、決勝でのハットトリック達成は27年ぶりだという。
「信じられない。最高の気分だ」。ストーンが氷上でトロフィーを誇らしげに掲げると、本拠地は大歓声に包まれた。
◇NHL・スタンリーカップ
13日
▽第5戦・ラスベガス(ゴールデンナイツ4勝1敗)
ゴールデンナイツ9―3パンサーズ
(ゴールデンナイツは初優勝)