4年間の強化実る

  • アイスホッケー, スポーツ
  • 2022年2月14日
アイスホッケー女子準々決勝でフィンランドに敗れた日本。試合後に選手らが抱き合う姿も見られた=12日、北京(時事)

 アイスホッケー女子の日本は12日の準々決勝でフィンランドに敗れ、大会を終えた。5戦全敗だった2014年ソチ大会、五輪初勝利を挙げたが1次リーグを突破できなかった18年平昌大会から着実に力を付け、4年後の飛躍に向けて強固な土台をつくった。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、海外勢との対戦は昨秋以来。実戦勘に不安を抱えていたが、1次リーグは好調だった。ソチ、平昌の初戦でも敗れていたスウェーデンを破ると、デンマーク戦では6点を挙げて快勝。中国戦こそ星を落としたが、チェコ戦はゲームウイニングショット戦で勝ち、B組1位突破と初の準々決勝進出を果たした。

 フェンス際での攻防で、大柄な相手にフィジカルで負けず、互角に渡り合えたのは大きな進歩だ。引いて守らず、高い位置でパックを奪ってからの速攻が目立ったのも収穫。試合を通じて選手のスタミナも落ちなかった。得点力強化を目指し、飯塚祐司監督がこの4年間に取り組んできたことは確かな成果となって表れたと言える。

 ただ、強豪との差はまだ大きい。準々決勝の序盤、フィンランドの選手が1人少ない状態の「パワープレー」でも、日本はシュートを打たせてもらえないほど。FW大澤ちほ主将は「すべての部分で相手がたけていた。どのゾーンでも隙を与えてくれなかった」と認めた。

 今大会は23人の約半数が3大会連続出場と成熟したチームだった。北京五輪を機に一線を退く選手もいるとみられ、次の五輪代表の顔触れは大きく変わるだろう。22歳のDF志賀葵(トヨタシグナス)は「先輩たちの背中はしっかり見てきたつもり。次は自分が活躍して上位に食い込みたい」と決意を込める。次の挑戦は、若い世代に託された。

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