北海道サッカー協会は15日、2019年度道南ブロックゴールキーパー(GK)指導者技術研修会・GKキャンプを駒大苫小牧高校室内練習場で開いた。小学から高校までの選手と指導者がGKに必要なスキルについて学んだ。
同協会主催で毎年開催されている。苫小牧会場にはU12~14とU15~17の2部門に約40人が参加した。U15~17のキャンプでは、尾形行亮ナショナルトレセンコーチが座学でキャンプの目的などを説明し、GKの役割について「攻守の主導権を左右する。シュート予測やセーブのテクニックを試行錯誤の中で身に付けてほしい」と話した。
実技講習で参加選手は、同協会GKプロジェクト指導員の手ほどきを受け、基礎練習法やセービングのこつを学んだ。
相手選手に詰め寄ってシュートを防ぐブロッキングの練習も行った。舟田彩一朗コーチが「シュートを体全体で受け止めるために、ボールの動きに合わせてしっかり距離を詰めて」と助言していた。
駒大苫小牧高校サッカー部の●【99cb】島一貴(2年)は「下へのシュートに弱いと感じていたので、今回のブロッキングのアドバイスを試合の中で生かしたい」と話していた。