苫小牧市スポーツ協会が主催する元アイスホッケー女子日本代表の大澤ちほさんによるスマイルプロジェクトの一環「大人のためのアイスホッケースクール」がこのほど、白鳥王子アイスアリーナ=苫小牧市=で開かれ、愛好者がアイスホッケーの魅力に触れた。
スクールには25人が参加。五輪3大会連続出場を果たし、主力としてプレーした米山知奈さん(北海道文教大学人間科学部健康栄養学科助教)と道路建設ペリグリンのFW高涼風が特別ゲストとして参加。パックをキープする体の使い方やフェースオフの実戦、最後はクロスゲームに汗を流すなど幅広く体験した。
参加した石山由貴さん(28)は「初めてアイスホッケーを体験してみて、見ているのと実際にプレーするのでは全然違うな―と難しさを感じた。丁寧に指導してくれるので少しずつ上達しているのを実感しているし、とても楽しい」と笑顔で話した。
米山さんと高は「積極的な姿勢でいろんなことにチャレンジしてくれた。大人になってからでもこうして競技を始めてくれることがとてもうれしい」と話した。
メインコーチの大澤さんは「競技を楽しんでもらえるようなスクールにしたい。五輪で活躍した選手をゲストコーチとして招き、知識を幅広く学ぶことで、より競技の楽しさを実感してもらいたい」と話していた。