第18回風越カップ全日本少年アイスホッケー大会(小学生の部)が26日、軽井沢風越公園アイスアリーナ=長野県=で開幕する。今年も苫小牧市内で活躍する小学6年生世代トップメンバーが選出され、第14回大会以来の2連覇に向けて闘志を燃やしている。
日本アイスホッケー連盟、軽井沢町主催の同大会は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて4年ぶり。29日を最終日とする競技4日間で開催される。
国内各地から全16チームが参戦し4チームずつA―Dグループに分かれて予選リーグを展開。グループ覇者4チームによる決勝トーナメントで栄冠を競う。苫小牧選抜は市内同好会チームで躍動した6年生17人。予選Aグループで中国四国、愛知県、大阪府選抜と対戦する。
今回は技術の高い選手がそろった。水橋徹監督(レッドスターズ)は「素直さが光るレベルの高い選手が集まった。GKを中心に守備の堅いチームなので、攻撃的なプレーを仕掛けて常に試合を優位に進めていきたい」と話した。
FW陣は視野の広さとスピードを生かした幅広い攻撃が武器。DF陣は正確なパスで攻撃の糸口をつくり、力強いシュートも魅力。サイズのあるGKは単発シュートなら防いでくれる―とチームの信頼も厚く、実力者をそろえた布陣で連覇を狙う。
主将の岩田琥太郎(苫小牧WESTアイスキング)は「正確なプレーで確実に点数を重ねたい。それぞれ個性を生かして優勝を目指します」ときっぱり。副主将の山口礼恩(BLUEサンダーズ)は「シュートやスピードを生かしたプレーで得点を量産していく」と闘志を燃やしていた。
20日には苫小牧小学生アイスホッケー同好会連合会の佐藤守会長、苫選抜の土橋誠コーチと選手らが苫小牧市役所を訪問。佐藤会長は「練習を重ねてきたので優勝を期待して送り出したい」とあいさつ。岩田主将は「これまでの先輩方の思いも背負って優勝したい」と抱負を述べた。岩倉博文市長は「優勝目指して頑張って。期待している」と激励していた。
同大会のメンバーは次の通り。
▽GK 谷奏甫(バーニングバレット)山田彩矢(BLUEサンダーズ)▽DF 岩田琥太郎、佐藤道真(バーニングバレット)原武大和(BLUEサンダーズ)佐々木翔色(同)佐々木央詩(同)山脇咲空(苫小牧WESTアイスキング)▽FW 山口礼恩、渡邊元汰(レッドスターズ)加藤壮真(バーニングバレット)三橋柊太(同)川島日嘉(同)清水和真(BLUEサンダーズ)花井颯(同)橋本暉大(同)加賀谷琉花(苫小牧WESTアイスキング)