全日本オールドタイマーアイスホッケー大会(第11回Over60、第7回Over70)が17日、熊本県で開幕する。苫小牧からは苫小牧KILENKA、とまこまい70Sの2チームが出場する。
日本アイスホッケー連盟主催の同大会は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で3年ぶりの開催。今年は勝敗にこだわらず、生涯スポーツとして競技を楽しみ、交流と親睦を目的に開催される。全国からOver60には14チーム、同70には6チームが出場し、各チーム2試合の交流戦を行う。
9日には、両チームがときわスケートセンターで最終調整。練習試合で懸命に氷上を駆け抜け、汗を流した。
KILENKAは22人が在籍する。本間龍次主将(67)は「待ちに待った大会をみんな楽しみにしている。競技が盛んな苫小牧のホッケーを見せて、けがなく楽しんでプレーしたい」と意気込みを語った。
メンバー14人のとまこまい70Sは月2回の練習を重ねて調整してきた。宇佐美修一主将(72)は「みんな膝や腰に痛みを抱えながらも日々の練習に参加するホッケーが大好きなメンバー。苫小牧のチームとして勝敗にもこだわりながら、楽しく親睦を深めたい」と話した。