第42回全日本女子アイスホッケー選手権大会が16日、帯広の森アイスアリーナで開幕する。苫小牧からは3連覇を狙う道路建設ペリグリンと初優勝を目指すトヨタシグナスが参戦。女王の座を懸けて激闘を繰り広げる。
日本アイスホッケー連盟主催。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて2年ぶりの開催。国内最大級のタイトルを懸けた大会は19日までの4日間で行われる。
国内の実力上位8チームが参戦するAグループは、4チームずつ2グループに分かれて予選トーナメントを展開。両グループの上位2チームずつによる決勝トーナメント、下位チームによる順位決定戦が行われる。
予選トーナメントの組み合わせ=別表=を見ると、道路建設は初戦の札幌インフィニティーズに勝つと今季スマイルリーグ王者のDaishin、トヨタは初戦のVORTEX SAPPORO戦を突破するとSEIBUプリンセスラビッツとぶつかる可能性が高い。
今季のスマイルリーグは優勝のDaishin、準優勝の道路建設、3位のSEIBU、4位のトヨタの上位4チームが白熱した試合を展開した。それぞれ1点差やゲームウイニングショット(GWS)での決着となり、実力は均衡している。
前回大会決勝は道路建設がトヨタをGWSの末に下して2連覇。トヨタは今季の国内大会での成績が好調。苫小牧の道路建設、トヨタの躍進に期待がかかる。