今年度の進捗状況報告 苫スポーツ推進審議会

  • スポーツ, その他のスポーツ
  • 2024年11月15日
推進計画施策事業などについて議論する審議会

  2024年度第2回苫小牧市スポーツ推進審議会(本間貞樹会長)が14日、開かれた。事務局の市からは昨年度の推進計画事業の実績を踏まえた今年度の進捗(しんちょく)状況について報告したほか、総合体育館整備に向けた調査内容などを説明した。

   推進計画施策事業のうち、設定したコースを歩き、スポーツ施設でスタンプを集めるウオーキングスタンプラリーは、参加者が251人と前年から1・5倍に増加。家族連れの参加が増えたことなどから平均年齢も47・4歳と前年から15歳近く下降したと分析した。

   アイスホッケーアジアリーグのレッドイーグルス北海道の協力を受けながらアイスホッケー体験などを実施し、運動習慣の定着化を目指したスポーツ習慣化推進事業は、参加者が最終日に行った測定のうち、柔軟性では全体の59%に改善が見られたことなどの効果を報告。20日から始まる第2期は「新規22人を含む35人が受講する」とした。

   築50年以上を経過し、28年度までに建て替えを予定している総合体育館については、材料費や人件費の高騰などを理由に時期の見直しが必要となることから、建て替え調査と、現施設の改修調査を並行して行っていくことも説明した。

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