立憲民主、日本維新の会、国民民主の野党３党は23日、公立小・中学校の給食費を無償化する学校給食法改正案を衆院に共同提出した。野党が一致しやすいテーマで連携し、政府・与党に実現を迫る。

　　必要な費用は年間約４９００億円で、２０２５年度予算案に反映させ、同年４月からの実施を目指す。立憲の長妻昭代表代行は国会内で記者団に、野党が結束する重要性を指摘し「野党をまとめて与党にぶつけていく」と語った。

　　維新の青柳仁士政調会長も記者団に「こういう動きをすれば、自公にもしっかり考えてもらえる」と表明。教育無償化に関する自民、公明、維新の３党協議の進展に期待を示した。