安平町交通安全推進委員会と交通安全協会、老人クラブ友の会による交通安全啓発活動が16日、道の駅あびらD51(デゴイチ)ステーションで行われた。参加者約50人が交通安全の願いを込め、同クラブの会員が手作りしたしめ縄200個を同駅の来訪者に配った。
しめ縄作りは、追分地区で活動する同クラブが旧追分町時代から30年以上続けている。今年は11月26、27両日に会員延べ33人が制作した。同委員会会長の及川秀一郎町長は「年末年始はしめ縄をお守りとし、交通安全を意識して車を運転してほしい」と話した。
苫小牧署によると、追分地区の今年の交通事故は16日までに36件(前年同期比6件減)。人身事故は3件(同6件減)と前年より減少しているが、1月に重傷交通事故が発生したという。