白老町教育委員会と町体育協会は15日、町総合体育館で多世代交流大運動会「しらおいスポーツフェス2024」を開いた。子どもからお年寄りまで幅広い世代の町民ら約120人が参加し、心地よい汗を流した。
地域おこし協力隊員の小箱駿太さん(30)が主管し、町と包括連携協定を結ぶ札幌市の総合型地域スポーツクラブ「サフィルヴァ」のスタッフらが協力。町民は緑や青、赤などのチームに分かれて競技した。
選手宣誓では萩野の有江則雄さん(87)と白老小学校6年の浅利羽雲(わく)さん(12)が登壇。「けがせず無理せずチームと協力して戦い抜く」と誓った。
最初にチーム間の緊張をほぐすため、協力しながら紙を折って高く積み上げる競技「ペーパータワー」を実施。大塩英男町長も加わって玉入れや風船バレー、綱引きなどを繰り広げ、参加者は和気あいあいと軽スポーツや交流を楽しんだ。
同フェスはスポーツ庁スポーツ習慣化事業世代間交流イベントで、部屋に閉じこもりがちな冬に多世代が運動で気軽に交流する場として企画された。