千歳市にフェースシールド寄贈 デンソー北海道 グループ企業が製造

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  • 2020年6月13日
市長にフェースシールドを手渡す根橋社長(左)

  千歳市泉沢のデンソー北海道は12日、新型コロナウイルス感染防止用のフェースシールド96個を千歳市に寄贈した。

   デンソーのグループ企業で北米テネシー州のデンソーテネシー(DMTN)のフェースシールド生産ノウハウを生かし、同グループ企業の京三電機(茨城県結城市)が金型・成形技術で樹脂材料の廃材をリサイクルして今年5月から製造。グループ企業が所在する自治体や地域に無償で提供している。

   市役所を訪れたデンソー北海道の根橋聖治社長は「新型コロナウイルスの感染防止に活用してください」とフェースシールドを山口幸太郎市長に手渡した。

   同社は4月にもツナギ122着やレインコートなど備品を寄贈しており、市長は地域医療への深い理解に感謝を述べた。

   千歳市民病院や千歳市消防本部で医療従事者用品、救急隊の搬送業務で活用する。

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