恵庭市議会の第2回定例会が8日開会した。本会議で会期を6月24日までの17日間とした後、報告5件を承認。総額9794万円を追加する2020年度恵庭市一般会計補正予算案など議案14件を原案通り可決した。
補正予算の可決で一般会計予算の総額は347億9313万円となった。
原田裕市長は、行政報告で新型コロナウイルス感染症対策に言及。「地域経済や教育・医療・福祉など市民生活で大きな影響をもたらし早急な対応が求められた」とし、「市主催イベントの延期と中止、公共施設の休館で感染防止策を進め、生活相談窓口や子育て世帯支援、小規模事業者への市独自の経済対策に取り組んでいる」と述べ、市民1人当たり10万円を給付する特別定額給付金をはじめ、経済対策、感染症予防対策、健康維持対策を示した。
さらに市長は「(コロナの影響は)依然予断を許さない状況」とし、「市議会や関係機関と連携し、感染症対策に取り組む」と7万市民の安全安心を守る決意を表明した。
穂積邦彦教育長も教育行政報告を行った。