運転免許の延長申請 連休明けは混雑予想、苫小牧署が分散呼び掛け

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  • 2020年4月30日
運転免許証の有効期限延長申請などを受け付ける苫小牧署の窓口

  苫小牧署は、運転免許に係る手続きを受け付ける窓口対応について、大型連休明けは混雑が予想されるとし「新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため余裕を持って来署してほしい」と呼び掛けている。免許の更新手続きが一時休止となった19日以降は、有効期限が近い人からの延長申請も増えており、「3密(密集、密接、密閉)を避けるために協力を」としている。

   同署では19日以降、住所変更(記載事項変更)や再交付などの手続きで1日平均200人が来署している。週明けの月曜日はさらに50~100人程度増える傾向にあり、待ち時間も長くなるという。

   道内ではウイルス感染拡大防止の一環で、免許の更新手続きを一時休止中。有効期限が近い人に対して申請に基づき3カ月延長する措置を講じているが、交通第1課の梶貴晶課長は「有効期限に余裕がある人は連休明け以降、数日空けて来署してほしい」と話している。

   東胆振1市4町の住民が延長申請する場合、同署以外に札幌運転免許試験場(札幌市手稲区)でも郵送を含めた申請が可能だ。

   問い合わせは、苫小牧署交通第1課 電話0144(35)0110、または札幌運転免許試験場・運転免許ナビダイヤル0570(080)456。IP電話などで通話ができない人は011(683)5770。

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