群れ探って良型チカ 魚体大きくなるシーズン 苫西港東埠頭

  • 釣り
  • 2019年11月21日
サビキ釣りを楽しんでいた石塚さん(左)と友人2人
サビキ釣りを楽しんでいた石塚さん(左)と友人2人
良型のチカ
良型のチカ

  苫小牧港・西港の東埠頭(ふとう)で9日、良型のチカがサバ交じりで釣れていた。例年この時期は、チカが徐々に成長して魚体が大きくなるシーズン。群れに当たれば、銀色に輝く良型チカを手にすることができる。

   西港・東埠頭の南端、北埠頭との角地でサビキ釣りをしていたのは、苫小牧市明野新町の主婦石塚妙美さん(41)と友人の女性2人。石塚さんの道具は磯ざお4・5メートルに小型のスピニングリールを装着、サビキ3号、針にはアミエビをスピード餌付け器で擦り付けた。

   友人は、コンパクトロッドにスピニングリール、短めの手ざお。午前11時に釣り始めて午後0時半までに3人合わせて、10~17センチのチカが20匹、15センチ前後のサバが5匹という釣果。チカの釣果のうち5匹ほどは15~17センチの良型だった。釣り始めは当たりがなかったが、しばらく粘ると群れが来たようでポツポツと掛かりだした。

   石塚さんは、子どもの頃からの釣り好き。苫小牧港・西港や白老港で投げ釣りやサビキ釣りを楽しんでいる。「釣りは、魚が掛かって引きを感じる瞬間が面白い。大きなチカは刺し身に小さいチカは天ぷらにします」と語った。

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