厚真町は、昨年9月の胆振東部地震で被災した町の復旧・復興計画第1期を1日付で成案化した=写真=。町民にとって緊急性が高く、最優先事項となっている住まいの再建支援の方針、取り組みについてをはじめ、被害状況、復旧事業などを盛り込んだ内容となっている。
本編はA4判41ページ。被害概要、復旧・復興の進捗(しんちょく)状況などを掲載しているほか、再建支援策として(1)災害公営住宅等の整備、民間賃貸住宅建設への支援(2)「あつま型住まい再建プログラム(仮称)」による被災者サポート体制の構築(3)住まいの再建に向けた各種支援制度の拡充(4)集落再生と連動したまちづくりと一体的な住宅再建支援―を掲げている。
参考資料は76ページにわたり、7月下旬から8月上旬にかけて行った町民アンケート調査の結果や、町民ワークショップで寄せられた意見などを網羅した。
復旧・復興計画の期間は今年度から25年度までの7年間。3期に分けて策定する。町は復旧・復興計画を町のホームページに掲載しているほか、窓口でも配布する予定。概要版を広報あつま11月号に折り込む。