総合型地域スポーツクラブとまこまい・あそび塾は19日、苫小牧拓進小学校の体育館でカナダ発祥のニュースポーツ、キンボールの体験会を開いた。市内の小中学生ら約20人が参加し、新しい競技の魅力に触れた。
キンボールは1チーム4人の団体戦で行い、3色のチームカラーで分かれた3チームが同時にゲームする。3人が直径122センチの大きくて軽いバルーンのようなボールを支え、1人が他のチームカラーを発声して指名した後、ボールをヒット(サーブ)する。指名されたチームはボールを床に落とさないよう受けたり、レシーブしたりして、再び同じようにヒットしてを繰り返す。ボールを取れずに床に着けると、それ以外の2チームに得点が入る。
同クラブの島崎鶴松クラブマネジャーがルールを説明。ボールを打ったり受け止めたりする練習をした後、参加者はヒットしたボールの飛距離を競うゲームに挑んだ。試合も行われ、参加者は5チームに分かれて競技を楽しみ、心地良い汗を流した。
参加した上森うららさん(拓勇小6年)は「ボールを打つ場所を考えるのが難しかったけれど、ルールは単純ですぐに試合ができて楽しかった」と話していた。