サバとイワシ 引き楽しく 苫西港の東埠頭で堪能

  • 釣り
  • 2019年10月3日
西港・東埠頭で上がったサバとイワシ
西港・東埠頭で上がったサバとイワシ
サバやイワシを釣り上げた文教大の学生グループ
サバやイワシを釣り上げた文教大の学生グループ

  苫小牧港・西港の東埠頭(ふとう)で9月24日、サビキでサバとイワシが釣れていた。魚を手にした大学生グループは笑顔を見せていた。サバもイワシも群れで回遊する魚。群れに当たれば、釣果が面白いように上がる。

   東埠頭でサビキ釣りをしていた恵庭市の北海道文教大学の学生7人組は、午前10時に入釣。午後1時までに15~16センチのサバ15匹とイワシ15匹、6~7センチのチカ3匹の釣果だった。

   同大学健康栄養学科2年の眞保和未(なごみ)さん(20)は「初めて釣りをしました。魚が掛かって引っ張られる感触が楽しい。獲物は天ぷらと塩焼きにします」と語った。

   埠頭の並びで釣っていた恵庭市の女性と札幌市の男性のきょうだいは、午前9時半から釣り始めて午後1時までに15センチ前後のサバ5匹、イワシ20匹の釣果。サビキ仕掛けにスピード餌付け器でアミエビを擦り付け、海中に投じるとピクピクと当たりがくる。

   抜き上げると銀色に輝くサバやイワシが掛かっている。釣れた魚は、えらの下に切れ込みを入れて血抜きをし氷の入ったクーラーボックスに入れて保管していた。腐敗しやすいサバやイワシを鮮度よく保つ適切な方法だ。

   さおを持って当たりを待っていた女性は「サバはよく引くので釣っていて面白い」と笑顔を見せた。

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