被災地の復興願い キャンドルに火ともすー恵庭

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  • 2019年9月10日
めぐみの丘に灯籠が並ぶ

  NPO法人まちづくりスポット恵み野(泉谷清代表理事)は6日、フレスポ恵み野のめぐみの丘でキャンドルに火をともし、胆振東部地震の被災地に思いをはせた。会場には復興を願う手作りの燈籠絵が並んだ。

   高齢などを理由に被災地で直接支援活動ができなかった人でも、追悼と復興への願いを形にできる場所を―と昨年10月に初めて実施。2回目となる今年は250個のキャンドルを用意。市内の子供たちが復興を願う気持ちを絵や書道で現した燈籠絵をかぶせ、花壇の脇に並べた。午後6時半ごろには会場全体にオレンジ色の明かりが広がり、市民が足を止めていた。まちスポ恵み野内で同時開催したカフェの売り上げの一部は復興支援に充てる。

   泉谷代表理事は「みんなが被災地を思って作った。地震のことは決して忘れてはならない」と述べた。

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