力出せず、準決勝で涙 東胆振C

  • アイスホッケー, スポーツ
  • 2025年1月27日

  東胆振Cは、47本のシュートを放つも八戸第二のGK小倉の好セーブを中心とした堅い守備によって、決勝への道を断たれた。全道優勝を果たし、全国大会前には高校生との練習試合も重ね、いい準備はできていたがまさかの敗戦。山田佑哉コーチは「本領を発揮できなかった」と本音を語る。

   試合前から相手GKの守りの堅さは分析済みだった。1発のシュートでは得点につながりにくいため、リバウンドを狙ったり、GKの視界を遮るスクリーンを使ったりして得点を狙ったが、八戸第二もルーズパックをプレーヤーがしっかりカバーしていたため、攻撃が単調になってしまった。「体力なのか、緊張からなのか、足は十分に動いておらず、出し切れずに敗れた」と悔しさをにじませる。

   残るは3位決定戦。来季の大会出場枠にも影響する。「選手たちも気持ちは落ちているが、あとは勝って3位になるしかない。来季の選手たちのためにも、しっかり勝利をつかみたい」と力を込めた。

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