退職が決まった元横綱白鵬の宮城野親方は報道各社に対し、書面で「今後は日本の誇る相撲という文化をより広く、次の世代へと伝えていくため、日本相撲協会の外の立場から、その発展に貢献していく決意を固めた」などとコメントした。
モンゴル相撲の元横綱で、1968年メキシコ五輪のレスリングで銀メダルを獲得し、祖国に初のメダルをもたらした父ムンフバトさん(故人)をたたえる記念銅像の除幕式に出席するため、現在は生まれ故郷に滞在中。近日中に開く記者会見で「私自身の真意をご説明する」という。
歴代最多の45度の優勝を誇る大横綱だった元白鵬はファンに向け、「これまで相撲道一筋に歩んできた力士としての人生は、皆さまの温かいご支援とご指導があってこそなし得たもの。心より深く感謝申し上げる」などと記した。