胆振東部の厚真、安平、むかわ3町のスーパーや商店で販売されている米を見ると、5キロ4000円台と、昨年より2倍近い金額になっているのを実感する。テレビでは、大手スーパーで備蓄米が販売され、大勢の人が列をつくる光景を何度も見た。
3町は米を生産する。農業協同組合を回ると、「今まで米の価格は安すぎた」との声も聞かれる。物価や資材の高騰もあり、生産者は努力しながら安全な国産米を消費者に届けている。
米の価格は市場で決まる。これまでより生産量を増やすことで消費者が買いやすい価格となり、生産者の所得も増えることが望ましいと考える。
個人的に米は好きだが、健康上、医師から痩せるように言われているため、現在、自宅に炊飯ジャーはない。米は外食か弁当で味わうようになった。
パンや麺が主食の生活も悪くはないが、7月の健康診断を終えた後、何事もなければ、おいしい米をたくさん食べたい。(室)