第1回ピリカ杯出場へ 手打ちそば名人4人「ポロトの仲間たち」 町の名を懸け全道のベテラン勢に挑む 全麺協道支部

優勝を目指して意気込む(右から)宮武会長、髙田副会長、佐々木事務局長、森田理事

 白老町を拠点に活動する「白老手打ちそばの会」(宮武美智子会長)の4人は、21日に空知管内奈井江町で開かれる第1回全麺協北海道支部会員交流団体そば打ち大会(通称ピリカ杯)に出場する。チーム名は「ポロトの仲間たち」。町の名を懸けた技と心意気で、全道のベテラン勢に挑む。

 

 一般社団法人全麺協北海道支部が主催。そば打ちの技術向上と会員間の親睦を目的に新設された。4人1組で1・2キロのそばを5分交代で打ち、制限時間45分以内に仕上げる団体戦で、道内各地から22チームが集う。技術点70点と、チームワークや衣装、1分間のPRスピーチなどのチーム点30点の計100点満点で争われる。

 

 出場するのは、4段の宮武会長(73)=町大町=、最高位5段の髙田豊司副会長(75)=町日の出町=、4段の佐々木克恵事務局長(68)=苫小牧市川沿町=、2段の森田理恵理事(57)=町若草町=の4人。経験と実力を兼ね備えた顔触れがそろう。

 

 注目は、地元の伝統文化を反映した衣装とスピーチによる町のPR。白老アイヌ協会の山丸和幸理事長から快諾を得て借り受けたアイヌ刺しゅう入りの民族衣装をまとい、「ウポポイのあるまち・白老」からの参加を印象付ける構えだ。

 

 5月から本番を見据えて5回の全体練習を重ねており、交代制という競技ルールに合わせた連携強化にも余念がない。宮武会長は「山丸理事長のおかげで、白老を力強くアピールできる衣装が用意できた。優勝を目指したい」と意気込み、髙田副会長や佐々木事務局長も「この大会を通じて、会の存在を全道に知ってもらえたら」と話す。

 

 白老手打ちそばの会は発足から今年で8年目。当初は苫小牧の支部団体として活動していたが、2021年に独立し全麺協に加盟。現在は6歳から81歳までの31人が在籍し、世代を超えてそば打ちを楽しんでいる。

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