道南バス創立100周年で復刻車両 2デザインを再現 色の歴史感じて

  • undefined, ニュース, ブレイキングニュース, 主要, 苫1面
  • 2025年6月11日
道南バスが創立100周年記念でデザインした赤白カラー(左)と3色カラーの復刻車両。赤白カラーは苫小牧でも運行する

 道南バス(室蘭市、長谷川義郎社長)は、創立100周年記念事業の一環で、昭和の後半を駆け抜けたバスを再現した復刻デザイン車両2両を新調した。「赤白カラー」と、白を基調にピンクや青を施した「3色カラー」の各1台。主に室蘭市や登別市で走るが、「赤白カラー」の車両は登別若山営業所を拠点に、白老・苫小牧方面でも運行する予定。同社は「皆さんの成長とともに変化してきた色の歴史を感じてもらえたら」と話す。

 赤白カラーは、1970(昭和45)年前後から昭和の後半にかけて、胆振、日高を走って住民の足を支えてきた。この車両と入れ替えるように3色カラーを導入し、86年10月限りで廃線となった旧国鉄胆振線(伊達紋別―倶知安駅)、富内線(鵡川―日高町駅)の代替として90年代半ばまで運行した。

 同社の車両は現在、緑色の車両が一般に定着しているが、創立100周年に合わせて「カラーの歴史を知ってもらおう」と企画した。経年劣化した車両の切り替えで購入した日産ディーゼル車を、当時のデザインに沿って仕立てた。9日に室蘭市の本社で2台並べて報道陣に公開し、10日から順次運行している。

 同社は今後も復刻カラーを活用したラッピング車両を計画しており、長谷川社長は「地域の方々が親しみを持つきっかけになれば。学生時代や修学旅行に乗ったことのあるお年寄りや中年層も、懐かしさを感じてバスに乗ってもらいたい」と期待した。

 同社は25(大正14)年に「室蘭自動車合資会社」として設立。戦後の52(昭和27)年に現在の名称となり、今年7月3日に創立100周年を迎える。

こんな記事も読まれています

  • テストフリー広告

      苫小牧民報社創刊75周年記念講演会【講師】アルピニスト野口 健氏【演題】富士山から日本を変える~山から学んだ環境問題~<!– 入場無料バッジ –><div class=”badge”>入場&l

    • 2025年7月18日PR
    テストフリー広告
  • テストフリー広告

       <!DOCTYPE html>  <html lang=”ja”>  <head>  <meta charset=”UTF-8″

    • 2025年7月18日PR
  • TEST
    • 2025年7月15日
  • TEST
    • 2025年6月26日
  • 新 着 図 書

       アリーチェと魔法の書(長谷川まりる)絶体絶命ゲーム 16(藤ダリオ)どろぼうジャンボリ(阿部結)ふしぎ駄菓子屋銭天堂 3(廣嶋玲子)ふみきりペンギン(おくはらゆめ)金色の切手とオードリーの秘密(オン

    • 2025年6月21日undefined, 組版, 苫3社
ニュースカレンダー

紙面ビューアー