19団体への助成を決めて行った贈呈式=19日、北洋銀行本店 北洋銀行は19日、北海道の生物多様性保全に取り組む団体を支援する「ほっくー基金」の2025年度の支援先に19団体を選び、総額800万円を贈った。
北洋銀では、自然資本の保全・回復に取り組むため、TNFD(企業が自然資本や生物多様性保全に関わるリスクや機会を把握し、それらの影響を財務的な観点から情報開示するための国際的な枠組み)に賛同。本道の生物多様性保全に関する取り組みを進めている。「ほっくー基金」を通じての助成金の贈呈は、その一環。今年度を含め助成額は累計で1億60万円(延べ204団体)となった。
今年度助成金を贈ったのは、クッチャロ湖等保全対策協議会(宗谷管内浜頓別町)、知床自然アカデミー(オホーツク管内斜里町)、TSUNAGU(札幌市)など19団体。札幌市中央区の北洋銀本店で贈呈式を行い、米田和志常務取締役が代表者らに目録を手渡した。