アイシン北海道社長 加藤(かとう)裕次(ゆうじ)さん(60)

  • よろしく, 特集
  • 2024年6月22日
アイシン北海道社長 加藤(かとう)裕次(ゆうじ)さん(60)

  苫小牧市柏原の自動車部品製造、アイシン北海道の社長に5月31日付で就任。座右の銘は「継続は力なり」で、「現場主権でものづくり力を底上げし、競争力を高める。人材も育成したい」と意気込む。

   愛知県北名古屋市出身、岐阜大工学部卒。親会社アイシン精機(愛知県、現アイシン)に入り、品質管理畑を中心に歩んだ。2000年ごろBMW(ドイツ)と初めて取引し「苦労したが思い出になった」と振り返り、「お客さまから『よくやった』と褒められることが、イコール競争力でやりがい」と強調する。

   今年1月にハイブリッド車の次世代エンジン、いわゆる第5世代向け部品生産を開始。アルミニウム部品の金型鋳造ダイカスト事業で「中型、小型のナンバーワンを目指す」と話す。

   元高校球児で中日ドラゴンズファン。趣味はウオーキング。土・日曜は2時間ほど歩き、平日はストレッチで健康的に過ごす。

過去30日間の紙面が閲覧可能です。