4月15日に着任。「海の安全、安心を守っていく意識を持ち、職員同士はもちろん、関係機関としっかりコミュニケーションを取ってほしい」。訓示でそう強調した。
広島県の海上保安大学校を1997年3月に卒業し、初任地の第11管区海上保安部では巡視船に乗り、尖閣諸島の警備などに当たった。横浜海上保安部航行安全課長、本庁の交通管理室専門官など交通畑が長く、東京湾の混み合う海域で航行安全対策も経験。全国有数の苫小牧港を抱える海域を守るため「これまで培った知識や経験は生かしていかなければ」と意気込む。
初の北海道勤務。「自分自身もコミュニケーションを大事にし、万が一の時にも的確に業務を遂行する」と誓う。
広島県熊野町生まれ。前任地は鹿児島県の第10管区海上保安部交通部企画調整官。東京に妻と子ども3人を残し、単身赴任。趣味はジョギングと温泉巡り。