アイスホッケーアジアリーグのレッドイーグルス北海道の選手が25日、苫小牧錦岡小学校の校庭リンクで行われた同小2年生のスケート授業に参加した。FW彦坂優、DF青山大基、武部太輝の3選手がスケートを通じて児童と交流した。
選手は児童約100人にスケートの滑り方の手本を見せたほか、実際にパックとスティックを使ってのパスを披露。児童から「すごい」「かっこいい」と歓声が上がった。この後は選手も交じって「だるまさんが転んだ」で遊んだり、ハイタッチしたりしながら滑るなど楽しんだ。
刀根湊隆君(8)は「レッドイーグルスが大好きでスケート授業が楽しみだった。選手と一緒に滑られてうれしい。2月に試合を見に行くので頑張ってほしい」と笑顔で話した。
彦坂は「外リンクで遊ぶことがなかなかない。子どもたちからパワーと笑顔をもらった」と話し、青山は「錦岡小に何度か行ったことがあったので、名前を覚えてもらい『試合見に行くよ。応援している』と言われてうれしい。チームやホッケーのために活動を続けたい」と述べた。苫小牧出身の武部は「小学生時代は旧明徳小学校の外リンクでアイスホッケーをしていた。当時を懐かしく感じ、楽しく滑ることができた」とほほ笑んだ。
校庭のリンクは昨年12月末から同小の教師が雪かきや水まきを行い整氷し、15日に完成したばかり。16日からスケート授業を始め、2月上旬まで使用するという。