９月２２日、苫小牧市民会館で行われたＯＳＫ日本歌劇団（大阪市）の公演「ＯＳＫ　Ｒｅｖｕｅ　Ｓｈｏｗ（レビューショー）ｉｎ苫小牧」を鑑賞した。同歌劇団に所属する苫小牧出身の男役スター、天輝レオさんが主演を務め、約１時間半にわたる華やかなショーを見せてもらった。

　 　公演終了後のあいさつでは、涙を見せながら、２１、２２両日に３公演を終えた感謝や、２０２６年３月にオープンする苫小牧市民文化ホールの舞台に立つという夢を述べた。

　 　４年前、同歌劇団を通じて天輝さんの取材をしたことがある。当時、夢は「全国各地で公演を行うこと」と語っていた。その後、２２年に初めて苫小牧市で凱旋（がいせん）公演を行い、今年も苫小牧公演の後、４日から１１月４日まで福井県でのショーを控えるなど活動の場を広げている。

　 　天輝さんは、９月２５日付のブログで「貴重な１カ月間を無駄にしないよう、毎公演新鮮に挑んで参りたい」と意気込む。今後の活躍に期待したい。（室）