頭痛が原因で夫婦の生活リズムにずれが生じているかを聞いたところ、頭痛持ちの人とそうでない人で認識に差があったと、大正製薬(東京都豊島区)が発表した。
同社は3月、全国の20~60代の既婚者2000人(頭痛あり1000人、なし1000人)を対象に、頭痛に関する認識の相違が日常生活に及ぼす影響を調査した。
その結果、頭痛のない人の82.5%が生活リズムのずれはないと答えた一方、頭痛のある人の43.6%はずれがあると回答。頭痛のある人の45.8%が「頭痛で休日の過ごし方を変更したことがある」と答えた。
また、頭痛持ちで結婚歴2年未満の人に対し、「頭痛時に迷惑をかけたくないと無理をしてしまうことがあるか」と尋ねたところ、60.7%があると答え、結婚歴20年以上の人では46.2%だった。
頭痛の時にパートナーにしてもらいたいことは、「安静にできる環境の提供」「仕事や家事を休むように提案」「家事」が挙げられた。
(メディカルトリビューン=時事)