AED「率先して使う」2割以下

  • ニュース, 医療のお話
  • 2024年8月29日
AED「率先して使う」2割以下

  突然の心停止から救命するための「自動体外式除細動器(AED)」についての意識調査を行ったところ、「自ら率先して使う」と答えた人は2割以下だったと、オムロンヘルスケア(京都府向日市)が発表した。

   同社は7月、20代以上の男女600人を対象に、AEDの使用方法の認知度や、救急救命の現場でのAED使用に関する意識について調査した。

   その結果、使い方を「知っている」と答えた人は49%で、年代別では20代が63%で最も多かった。また、使用すべき場所にいたときに「自ら率先して使って応急処置をする」と答えた人は全体で14%、年代別では20代が23%で最多だった。

   一方、AEDを使わない理由として「使い方が分からない」「間違った使い方をするのが怖い」「命に関わることなのでちゅうちょする」などの回答があった。

  (メディカルトリビューン=時事)

過去30日間の紙面が閲覧可能です。