アイスホッケーアジアリーグ2023~24は14、15の両日、ネピアアイスアリーナ=苫小牧市=などで4試合が行われた。レッドイーグルス北海道は栃木日光アイスバックスに1勝1敗で初の黒星を喫した。
15日
▽2回戦
レッドイーグルス北海道6-4栃木日光アイスバックス
▽得点者【レ】小林(彦坂、佐々木)久慈(今、入倉)中島(橋本、高橋)三田村(髙木、相木)中島(入倉、橋本)高橋(中島、橋本)【栃】磯谷(佐々木)鈴木健(佐藤、寺尾)鈴木健(大椋、佐々木)古橋(清水、相馬)▽GK【レ】小野田【栃】福藤▽シュート数【レ】36【栃】51▽反則【レ】8分【栃】12分▽パワープレー得点【レ】3【栃】0▽キルプレー得点【レ】0【栃】0▽観客数 1424
試合開始3分にFW小林のゴールで先制。第2ピリオドに立て続けに失点を許したが、同点で迎えた第3ピリオドはFW中島、高橋がパワープレーで得点し激戦を制した。
東北フリーブレイズ6-3横浜グリッツ
14日
▽1回戦
栃木日光アイスバックス2-1レッドイーグルス北海道
▽得点者【栃】磯谷(寺尾、大椋)磯谷(大椋、佐々木)【レ】中島(入倉、高橋)▽GK【栃】福藤【レ】成澤▽シュート数【栃】31【レ】48▽反則【栃】18分【レ】6分▽パワープレー得点【栃】2【レ】1▽キルプレー得点【栃】0【レ】0▽観客数 1292
荻野監督が「試合の期間が空いてゲーム感をつかめていなかった」と動きに硬さが見られたイーグルス。相手の反則が重なり9回のパワープレーチャンスも1得点しか決められず、初の敗戦となった。
東北フリーブレイズ5-3横浜グリッツ
-栃木日光アイスバックス・藤澤悌史監督
きょう(15日)はミスが失点に結び付く課題が出た。ペナルティーは仕方のないものと無駄なものがあった。しっかりと修正をしていきたい。
15日は激戦を制して5勝目を挙げたイーグルス。荻野監督は「きょうは締まった動きを見せてくれた」と総括した。
スピードをつけた攻めと厚みのある攻撃―。バックスの特徴を捉えながら、前線で積極的にプレッシャーをかけた。第2ピリオドの連続失点には「プレーの選択や判断のミスが響いた」と振り返る。攻め込まれる苦しい時間帯もあったが、チャンスを決め切って勝利した。
2連戦で3得点のFW中島主将は「積極的にゴールに向かうことができた。守りもGKを含めて6人が体を張って守っていた」と語った。
9回のパワープレーで1得点と決定力に課題が浮かんだ14日の試合。「通ればゴールにつながる決定的なパスを狙い、それが防がれた。プレーの選択の幅を増やしてまずはゴールに向かうことを意識した」
試合の期間が空いたことでゲーム勘に響いた1敗。「これからは毎週試合が続く。1戦ずつ成長して目の前の1勝を重ねていきたい。リンクでプレーしている5人がセット間で連係し、各選手のプレー選択や状況判断が鍵になる」とまとめた。