アイスホッケーアジアリーグのレッドイーグルス北海道(REH)の山田虎太朗、髙木健太、久慈修平の3選手が17日、苫小牧市元中野町の軽費老人ホーム「ケアハウス陽だまりの樹」を訪れ、入所者とカラオケ大会で交流した。
カラオケは同施設の稲葉一明総合施設長など3人が審査員を務め、3対3の対抗戦。REHは「カラオケでも勝負には負けられない」と田中強チーフマネジャー。久慈が天童よしみの「大ちゃん数え唄」を大熱唱して会場を盛り上げると、髙木は松山千春の「大空と大地の中で」を甘い声で歌い上げ、会場を魅了した。
坂本九の「上を向いて歩こう」を入所者と握手をしながら歌い、熱い声援を受けた山田は「75点」と自己採点。「触れ合いを通じて皆さんにたくさんパワーをもらった。応援を受けて試合へのモチベーションも高まる」と語った。
施設の入所者約50人が参加。舞台に立った3人はいずれも熟練した「カラオケ力」で会場に美声を響かせた。
鳥羽一郎の「鯱(しゃち)」を披露した近藤忠義さん(82)は「選手たちの歌声を聞いて元気が出たし、楽しかった」と話した。