道と札幌市などは1日、新型コロナウイルスの感染者を新たに339人確認し、7人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は前週の同じ曜日を2日ぶりに上回った。道内の感染者は延べ135万8180人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の5人(60代男性、90代男女3人、年代・性別非公表)と札幌市の1人(80代男性)、旭川市の1人(80代男性)。道内の死者は累計で4602人となった。
道は159人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振管内7人のほか、釧路管内28人、オホーツク管内12人、根室管内8人、空知、石狩両管内各7人、十勝管内5人、上川管内4人、日高、宗谷両管内各2人、後志管内1人。軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは76人だった。
札幌市は122人、函館市は47人、旭川市は9人、小樽市は2人の感染を確認した。
新たなクラスター(感染者集団)は、後志管内の障がい者施設(40人感染)とオホーツク管内の高齢者施設(5人感染)で発生した。
1日現在の重症は前日から1人増えて4人。入院患者の病床利用数は前日から2床増の218床で、病床使用率は9・0%となっている。