道と札幌市などは21日、新型コロナウイルスの感染者を新たに625人確認し、1人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は6日連続で前週の同じ曜日を上回った。道内の感染者は延べ135万1147人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の1人(年代・性別非公表)。道内の死者は累計で4584人となった。
道は327人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振44人のほか、釧路64人、石狩31人、オホーツク22人、根室19人、空知、渡島、十勝各18人、宗谷8人、上川7人、桧山6人、日高5人、留萌、後志各4人。軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは59人だった。
札幌市は198人、函館市は51人、旭川市は43人、小樽市は6人の感染を確認した。
新たなクラスター(感染者集団)は、オホーツク管内の高齢者施設(5人感染)と旭川市の住宅型有料老人ホーム(6人感染)で発生した。
21日現在の重症は前日から1人減って2人。入院患者の病床利用数は前日から7床増の171床となり、病床使用率は7・1%に上昇した。