道と札幌市などは20日、新型コロナウイルスの感染者を新たに644人確認し、2人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は5日連続で前週の同じ曜日を上回った。道内の感染者は延べ135万522人となり、135万人を超えた。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の2人(70代男性と80代男性)。道内の死者は累計で4583人となった。
道は354人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振33人のほか、釧路83人、石狩46人、オホーツク、十勝、空知各24人、上川13人、宗谷12人、渡島、後志各10人、根室8人、日高6人、留萌3人。軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは58人だった。
札幌市は189人、函館市は61人、旭川市は29人、小樽市は11人の感染を確認した。新たなクラスター(感染者集団)は、胆振管内の医療機関(7人感染)で発生した。
20日現在の重症は前日と同じ3人。入院患者の病床利用数は前日から2床減の164床となり、病床使用率は6・8%に下降した。