道と札幌市などは10日、新型コロナウイルスの感染者を新たに151人確認し、2人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は11日連続で前週の同じ曜日を上回った。道内の感染者は延べ134万5097人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の1人(80代女性)と札幌市の1人(80代男性)。道内の死者は累計で4571人となった。
道は54人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振5人のほか、釧路6人、渡島5人、オホーツク3人、石狩、十勝、根室各1人。この他、軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは32人だった。
札幌市は68人、函館市は14人、旭川市は13人、小樽市は2人の感染を確認。新たなクラスター(感染者集団)は十勝管内の高齢者施設(7人感染)で発生した。
10日現在の重症は前日と同じ4人。入院患者の病床利用数は前日から8床減の176床となり、病床使用率は7・3%に下降した。