白老町は7日、萩野小学校(山田耕一校長、108人)の新1年生16人に黄色い交通安全ワッペンを贈った。大塩英男町長や安藤尚志教育長らが玄関先で新1年生を出迎え、洋服の袖に着けた。新入学を祝うとともに、登下校時などでの交通安全を呼び掛けた。
ワッペンは登下校時に発生した交通事故などを対象とする交通事故損害保険付きで、複数の大手損害・生命保険会社が町に寄贈している。
町は新1年生に贈るセレモニーを1965年から毎年、学校を替えて実施しており、今年で58年目。
萩野小では、苫小牧署白老交番や町交通安全協会、町交通安全指導員会、町交通安全町民運動推進委員会の関係者らも立ち会った。大塩町長らは「交通安全に気を付けて元気に通ってください」と呼び掛けながら、上着の左肩にワッペンを装着。両親と3人で登校し、ワッペンを着けてもらった井上匠紀君(6)は「算数を頑張りたい。給食が楽しみ」とうれしそうに笑顔を見せた。
同町では同日、小学校4校で入学式が行われ、新1年生計62人が式に臨んだ。