プロ野球北海道日本ハムファイターズを応援する「ファイターズしらおい後援会」(村上栄子会長)は4日、白老町内の小中学校に入学する子どもたちへの祝い品を町に寄贈した。村上会長と町大町の文具店「こんや」経営の紺谷浩光幹事長、田野島靖副会長の役員3人が町役場を訪れ、大塩英男町長や安藤尚志教育長らに手渡した。
贈ったのは、ファイターズのキャラクターなどがデザインされたクリアファイル、ファイターズ関連の図書、自由帳、大学ノートなど。図書は新庄剛志監督の新刊や同球団公式の選手名鑑などで、町立図書館で今月中にも閲覧できるという。寄贈を受けた図書は累計49冊になった。
町虎杖浜出身の根本悠楓投手のレプリカユニホームを着て表敬した村上会長は「(北広島市に)ボールパークも誕生し、野球を志す子どもが一人でも増えたら」と期待。紺谷氏も「体力が続く限り寄贈を続けたい」と述べ、大塩町長は「入学式に子どもたちに届けたい」と感謝した。
町教委によると3日時点で新入学の小学生は62人、中学生は83人。同会は2008年2月に設立され、地域活性化に向けた取り組みとして毎年寄贈を続けている。