道と札幌市などは3日、新型コロナウイルスの感染者を新たに415人確認し、4人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は前週の同じ曜日を6日ぶりに上回った。道内の感染者は延べ133万1360人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の2人(90代男性、100歳代女性)と旭川市の1人(60代女性)、函館市の1人(年代・性別非公表)。道内の死者は累計で4523人となった。
道は182人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振22人のほか、石狩23人、空知20人、渡島19人、日高12人、十勝11人、上川10人、釧路9人、オホーツク7人、後志6人、宗谷4人。軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは39人だった。
札幌市は152人、旭川市は42人、函館市は36人、小樽市は3人の感染を確認した。新たなクラスター(感染者集団)の発生は2日連続でなかった。
3日現在の重症は前日と同じ2人。入院患者の病床利用数は前日から10床減の250床となり、病床使用率は10・4%に下降した。