道と札幌市などは１日、新型コロナウイルスの感染者を新たに６２１人確認し、３人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は前週の同じ曜日を４日連続で下回った。道内の感染者は延べ１３３万５３１人となり、１３３万人を超えた。

　 　死亡したのは、道発表の居住地非公表の１人（９０代女性）と札幌市の１人（７０代男性）、函館市の１人（年代・性別非公表）。道内の死者は累計で４５１８人となった。

　 　道は３０３人の感染を確認。管内別の感染者（医療機関所在地別）の内訳は、胆振３１人のほか、日高５９人、石狩４５人、渡島３１人、空知２３人、十勝２２人、オホーツク１５人、釧路１１人、上川１０人、後志８人、宗谷４人、桧山２人、留萌１人。軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは４１人だった。

　 　札幌市は２０９人、旭川市は５３人、函館市は５２人、小樽市は４人の感染を確認した。新たなクラスター（感染者集団）は、十勝管内の高齢者施設（８人感染）で発生した。

　 　１日現在の重症は前日と同じ２人。入院患者の病床利用数は前日から１８床減の２８７床となり、病床使用率は１１・９％に下降した。