道と札幌市などは27日、新型コロナウイルスの感染者を新たに183人確認し、1人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数が200人を割るのは昨年1月12日(197人)以来で、前週の同じ曜日を2日連続で下回った。道内の感染者は延べ132万9210人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の1人(70代女性)。道内の死者は累計で4507人となった。
道は61人の感染を確認。管内別の感染者の内訳(医療機関所在地別)は、胆振2人のほか、石狩10人、釧路6人、渡島4人、オホーツク3人、宗谷、後志、十勝各1人。軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは33人だった。
札幌市は76人、旭川市は25人、函館市は19人、小樽市は2人の感染を確認した。
新たなクラスター(感染者集団)は、胆振管内の医療機関(6人感染)と渡島管内の医療機関(6人感染)で発生した。
27日現在の重症は前日と同じ4人。入院患者の病床利用数は前日から3床減の308床となり、病床使用率は12・7%に下降した。