道と札幌市などは１３日、新型コロナウイルスの感染者を新たに３２４人確認し、３人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は前週の同じ曜日を２７日連続で下回った。道内の感染者は延べ１３２万６４２人となった。

　 　死亡したのは、道発表の居住地非公表の１人（７０代男性）と小樽市の１人（性別非公表の５０代）、函館市の１人（年代・性別非公表）。道内の死者は累計で４４６２人となった。

　 　道は１４９人の感染を確認。管内別の感染者（医療機関所在地別）の内訳は、胆振３５人のほか、オホーツク１８人、釧路１１人、石狩８人、渡島６人、上川５人、桧山２人、十勝、根室各１人、この他、軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは６２人だった。

　 　札幌市は１２４人、函館市は２５人、旭川市は１８人、小樽市は８人の感染を確認した。

　 　新たなクラスター（感染者集団）は、留萌管内の高齢者施設（５人感染）、釧路管内の障害者施設（６人感染）、石狩管内の高齢者施設（５人感染）など計４件発生した。

　 　１３日現在の重症は前日と同じの４人。入院患者の病床利用数は前日から５床減の４１７床となり、病床使用率は１７・２％に下降した。