道と札幌市は10日、新型コロナウイルスの感染者を新たに956人確認し、3人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は4日ぶりに1000人を割り、前週の同じ曜日を24日連続で下回った。道内の感染者は延べ131万9120人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の1人(90代女性)と札幌市の1人(80代男性)、函館市の1人(年代・性別非公表)。道内の死者は累計で4454人となった。
道は471人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振68人のほか、石狩51人、十勝50人、空知39人、オホーツク38人、釧路34人、渡島24人、宗谷15人、日高12人、上川11人、桧山、後志各8人、根室5人、留萌2人。この他、軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは106人だった。
札幌市は336人、函館市は79人、旭川市は56人、小樽市は14人の感染を確認した。
新たなクラスター(感染者集団)は釧路管内の医療機関(17人感染)と函館市の高齢者施設(10人感染)の計2件発生した。
10日現在の重症は前日から1人減って4人。入院患者の病床利用数は前日から16床減の432床となり、病床使用率は17・8%に下降した。