道と札幌市などは8日、新型コロナウイルスの感染者を新たに1239人確認し、6人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は前週の同じ曜日を22日連続下回った。道内の感染者は延べ131万7142人となった。
死亡したのは、札幌市の4人(70代女性、80代男女2人、90代男性)と道発表の居住地非公表の2人(80代男女)。道内の死者は累計で4446人となった。
道は612人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振82人のほか、石狩117人、十勝75人、釧路38人、オホーツク33人、空知32人、上川27人、日高24人、渡島16人、後志15人、宗谷9人、桧山8人、根室、留萌各1人。軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは134人だった。
札幌市は436人、函館市は107人、旭川市は68人、小樽市は16人の感染を確認した。
新たなクラスター(感染者集団)は、胆振管内の医療機関と高齢者施設など計4件発生した。
8日現在の重症は前日から1人増えて4人。入院患者の病床利用数は前日から12床増の477床となり、病床使用率は19・6%に上昇した。