道と札幌市などは24日、新型コロナウイルスの感染者を新たに2221人確認し、11人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は前週の同じ曜日を7日連続で下回った。道内の感染者は延べ129万8708人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の8人(60代男性、70代男性、90代男女4人、年代・性別非公表2人)と函館市の2人(年代・性別非公表)、札幌市の1人(60代女性)。道内の死者は累計4340人となった。
道は1211人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振178人のほか、十勝172人、オホーツク128人、釧路110人、石狩99人、空知85人、上川74人、渡島、後志各46人、日高30人、宗谷20人、桧山16人、留萌5人、根室4人。この他、軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは198人だった。
札幌市は750人、旭川市は139人、函館市は74人、小樽市は47人の感染を確認した。
新たなクラスター(感染者集団)は▽日高管内の高齢者施設(12人感染)▽同管内の医療機関(8人感染)▽旭川市の国立病院機構旭川医療センター(6人感染)―など計15件発生した。
24日現在の重症は前日と同じ8人。入院患者の病床利用数は前日から23床減の764床で、病床使用率は31・7%に下降した。